第3回トップ座談会~企業マネジメント経験者との意見交換会~を開催(2014/07/11)
平成26年7月11日(金)、昨年度から引き続き、本学事務局棟大会議室においてトップ座談会~企業マネジメント経験者との意見交換会~を開催しました。
この座談会は、企業で取締役などのトップマネジメント経験者を講師として招聘し、企業が求める人材像や企業におけるリーダーシップのあり方、研究開発の現状などについて、学生、教員が率直に意見交換や質疑応答を行い、企業における博士人材のキャリアパスについての認識を深めることを目的とするものです。
今年度第1回(通算3回目)は、塩野義製薬(株)執行役員・医薬研究本部長の花崎浩二氏を講師に迎えました。
今回の意見交換会には、バイオサイエンス研究科から博士前期課程2名、博士後期課程11名、研究員1名の計14名が参加しました。まず、花崎氏から大学院時代の研究内容や塩野義製薬(株)入社後のキャリアなどに関して紹介がありました。その後、適宜、参加者から質問を受け付けながら、医薬品業界の世界的
動向や塩野義製薬(株)における創薬研究ビジョンなどについて解説が行われました。参加者からは、「塩野義製薬(株)の社風」についてや、「安倍内閣が進める日本の成長戦略における医薬品の役割」といったものまで、多彩な質問が投げかけられ、それらのひとつひとつに対して、花崎氏からは具体的な回答が提示されました。
終了後、「大学と企業の研究に対する姿勢の違いが色々と感じられて興味深かった」、「特許戦略など、企業ならではの視点から意見を伺うことができ、今後の進路を考える上でたいへん参考になった」等の感想が寄せられ、今回も博士人材の視野を広げるために有意義な意見交換となりました。