企業と留学生を繋ぐ「Networking Event 2019」を開催(2019/1/15)
キャリア支援室では、1月15日(火)に「Networking Event 2019」を本学ミレニアムホールにて開催しました。今回のイベントは、外国人留学生の持つ専門力に高い関心のある日本企業および日本に拠点を置く外資系企業に協力いただいて開催したもので、企業と留学生双方に「理系大学院生を対象とした他ではない機会」と好評であった昨年度に続き、今年度で2回目の開催となります。今年度は、VR、IoT、データサイエンス、製薬、検査機器などの各分野において、研究開発や技術開発に力を入れ、積極的に海外に事業展開をしている企業12社の出展がありました。
当日は、関西の大学に在籍する博士課程留学生や修士課程留学生など他機関からの参加者も含め、およそ60名が来場しました。3時間という限られた時間でしたが、多くの留学生が各回30分、3サイクルの循環訪問形式で各企業ブースを訪れ、企業がグローバル市場で展開するそれぞれの事業や将来の研究開発の方向性について知見を得、カジュアルな雰囲気の中で質疑応答の時間を持つことができました。
参加者からは、「企業の方が熱心にコミュニケーションをとってくださり、とても嬉しかった」「企業の方から多くの有意義な情報を直接もらえた」「日本でのキャリアを考える良いきっかけとなった」などの感想が寄せられました。さらに、出展企業からも、「通常のイベントではなかなか接点の持てない理系留学生とゆっくり話す機会を得ることができた」「専門的知識と実務的経験を持ちながらも、柔軟に多様なキャリア形成を検討されていて好感を持った」「研究の社会実装の姿勢を持って欲しい」「明確なキャリアプランを持つ学生も多く、具体的な話ができた」「論文持参で深い議論ができれば尚良い」などの感想が寄せられ、今年度のイベントも企業と参加者にとって双方得るものがある時間となりました。参加いただいた他大学の留学生支援ご担当者とも今後の情報交換、連携の有用性を確認できました。
キャリア支援室では、留学生と企業との交流の機会を創出する様々なイベントを次年度以降も企画・開催していく予定です。