11月25 日(金)、平成28年度海外FD(ファカルティ・ディベロップメント)研修の報告会を開催しました。
本学では、教員の学習指導力の向上を図り、授業内容の改善のための取組として、平成16年度から海外でのFD研修を行っています。今年度は、10月下旬から11月上旬にかけての2週間、北米での研修を実施し、各研究科から2名ずつ計6名の教員が参加しました。
本学の協定校であるカリフォルニア大学デービス校において、理工系大学院における教授法等に関する研修に1週間参加したほか、それぞれが希望する大学や研究機関の研究室にさらに1週間滞在し、研究室の運営モデルや教員の役割などについて調査しました。
参加した教員からは、英語での効果的な教授法や教員の役割について再認識する良い機会になったなどの声が聞かれました。また、今回の経験をもとに、今後の展開として、若手教員を中心にした研修の充実や、本学の特性を踏まえた研修内容の拡充など、提言がありました。
小笠原直毅学長ら役員からは、訪問大学における授業評価や学生指導などについて質問がなされ、参加した教員との間で活発な意見交換がなされました。また、この研修が教育改善の成果に結びつくよう最大限に活用してほしいとの期待の声が寄せられました。
【海外FD研修参加教員】
情報科学研究科:大竹義人准教授、新井イスマイル准教授
バイオサイエンス研究科:新藏礼子教授、加藤晃准教授
物質創成科学研究科:中村雅一教授、河口範明准教授