2017年12月12日、カールスルーエ工科大学のAlexander Waibel教授(interACT事業ディレクター)が本学を訪問しました。
2004年に発足したinterACT プロジェクト(※)に本学も2012年から参画しており、本学においては中村哲教授(情報科学研究科)が中心となり、積極的な交流を行っています。
今回の訪問では、中村教授、岩月淳子国際連携コーディネーター(教育連携部門)が同席し、これまでの交流状況や今後の方向性について確認するとともに、本事業の更新等についても打合せを行いました。
これまでに、本事業をとおして学生や教員間の交流が活発に行われており、2017年7月7日現在で約25名の派遣・受入実績があります。今後は、参画機関が8から10へと拡大する予定であり、学術交流の活性化が益々期待されます。
※ interACT(the international center for Advanced Communication Technologies)事業は、ドイツ・カールスルー工科大学(KIT)と米・カーネギーメロン大学(CMU)の研究交流をきっかけに両大学が中心となって相互交流を支援する目的で平成2004年にスタートしました。これまでに欧米・アジアに位置するコンピューターサイエンスや情報科学(主な領域:音声翻訳、ロボティックス、言語処理、音声処理)に関わる8つの教育研究機関(2017年12月現在)が参画し、今後も世界的な研究大学等を対象として拡充することを構想しています。