平成27年12月8日(火)、グローバルキャンパスイベント "NAIST Tea Time #9" が本学研修ホールにおいて開催され、約40名の教職員、学生が参加しました。
このイベントは、本学の教育連携部門(前国際連携推進本部)が、「グローバル化戦略プラン2011」のアクションプランをもとに昨年度から実施しており、様々な文化的背景を持つ本学の構成員が相互理解を深める機会を提供することにより、キャンパスのグローバル化を推進することを目的としています。
まず初めに、スペインからの留学生Antonio Tejero De Pablos さん(情報科学研究科博士後期課程1年)が、スペインの伝統的な大晦日の過ごし方とスペインで親しまれている伝統菓子「ホットチョコレートとチュロス」をスライドを通して紹介しました。その後、参加者全員に作りたてのホットチョコレートとチュロスが振舞われ、暖かい飲み物を頂きながら、その文化の魅力を楽しみました。
次に、出身地の異なるプレゼンターが、それぞれ興味深いテーマを取り上げ、“PechaKucha 20×20”(※1)の形式を踏まえたプレゼンテーションを行いました。詳細は以下のとおりです。
・William Fabrice Brouさん (博士前期課程1年)
(出身地:コートジボワール 所属:情報科学研究科)
テーマ: From Cote d’Ivoire to Japan
・Thagun Chonprakunさん(博士後期課程2年)
(出身地:タイ 所属:バイオサイエンス研究科)
テーマ: Here is Thailand
新しいスタイルのプレゼンテーションにチャレンジした発表者に対し、惜しみない拍手がおくられました。また、参加者にとっても、国籍や所属の違いを越えて交流を深めることができた有意義なイベントとなりました。
※1:PechaKucha 20×20とは、ペチャクチャナイトで使われているプレゼンテーションの形式で、20枚のスライドを、それぞれ20秒間映し出し、一人あたり合計400秒(6分40秒)でプレゼンテーションを行うものです。スライドは自動的に進み、時間が来れば終了します。多くの人に、端的で簡潔なプレゼンテーションを行う機会を与えるために、一人あたりの時間が明確に制限されています。