これまでの研究科間の垣根をなくすことで、関連する研究分野の教員が集結して最先端科学技術教育を行える柔軟な教育体制を構築します。
学生の興味、意欲にきめ細やかに対応するため、履修科目選択に自由度を持たせた教育を実現します。
高度な専門性を修得させるための、7つの「教育プログラム」を設定します。
他の分野を学ぶのに必要な基礎・専門知識を学べる仕組みを導入し、大学・高専専攻科で身に着けた専門性をベースとして、他の専門分野への挑戦を可能とします。
民間企業の研究者・技術者を講師に招き、社会実装までを想定して社会ニーズに基づく問題の解決を行うPBL(Project Based Learning)形式の演習を実施します。
「先端科学技術研究科」では、新たに7つの教育プログラムを設け
・情報科学、バイオサイエンス、物質創成科学の専門性を深化させること
・情報科学、バイオサイエンス、物質創成科学それぞれの融合領域に挑戦すること
・情報科学、バイオサイエンス、物質創成科学の3分野が融合したデータサイエンスに挑戦すること
を可能とします。
国立大学法人中トップクラスの研究力
本学は、国立大学法人の「第2期中期目標期間(平成22年度~平成27年度)に係る業務の実績に関する評価」において、特に研究の水準で「非常に優れている」(国立大学86大学のうち5大学)という高い評価を得ています。
情報科学・バイオサイエンス・物質創成科学の3つの研究科・専攻を統合し組織間の垣根をなくすことにより、日進月歩で変化する科学技術に即応した、最先端科学技術に関連する研究に対応します。
※平成31年入学(平成30年入試実施分)対象
- 1入試
情報科学区分・バイオサイエンス区分・物質創成科学区分から研究したい分野の試験を受験
- 2入学
-
3研究室配属
- 4教育プログラム選択
研究室に配属後、7つの教育プログラムのうちから希望するプログラムを1つ選択
※研究室により参加する教育プログラムが異なります
- 5教育・研究活動
出口を見据えた7つの教育プログラムに基づく専門教育+主副指導教員体制での研究活動
- 6学位取得
本学からの進学者
博士前期課程の教育プログラムにおける研究教育をさらに発展させた学位研究を推進
他大学からの進学者
博士前期課程の7つの教育プログラムに対応する専門知識を教育し、博士前期課程における教育・研究の履歴に応じた学位研究を推進
米国・欧州をはじめとする世界各国の大学・研究機関との活発な交流を行う「頭脳循環」を推進しており、積極的な海外派遣、留学生の積極的な受入れを通じた国境にとらわれないグローバルな研究活動に参加することが可能
- 1入試
面接試験を中心とした選抜試験を実施するとともに、推薦入試などの多様な選抜方法を実施
- 2入学
-
3研究室配属(教育プログラム選択)
- 4教育・研究活動
博士前期課程における教育研究をさらに発展させた学位研究を推進
5学位取得
急速な科学技術の進展により、変化していく先端科学技術に柔軟に対応し、融合領域の開拓やイノベーションを担う人材の養成が強く求められています。
新たな課程では、専門とする分野から融合分野に展開する広い学識と柔軟な思考を身につけることができ、学生にとって進路の選択肢がこれまで以上に広がることが想定されます。
想定される進路:情報通信、電気機械、化学、食品、医薬など