本学研究成果が、日本経済新聞社2008年度技術トレンド調査で総合第4位にランクイン(4/22)

お知らせ 2008/04/22

日本経済新聞社が実施した2008年度第1・4半期(2007年12月~2008年2月)の技術トレンド調査で、本学バイオサイエンス研究科島本功教授らの研究グループによる植物が病原菌感染を阻止する仕組みを世界で初めて発見した成果が、総合第4位にランクインされました。
これらの発見は、イネの最重要病害であるイネいもち病や白葉枯病に対する耐病性育種として応用できるだけでなく、世界中の様々な作物の生産に莫大な損害をもたらす病害の克服が可能になる「病気に強い植物」の開発に貢献でき、さらに、耐病性技術の向上により、作物生産の安定化させ、爆発的な人口増加に伴う食糧問題を解決できると同時に、バイオ燃料の安定供給に向けたバイオマス植物の開発の基盤技術としての応用も期待されております。
この成果は、世界的な植物科学専門誌「The Plant Cell」の2007年12月21日付けの電子ジャーナル版で公表されております。

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