NAIST東京フォーラム「NAISTの戦略-先端科学技術と環境との調和、共生、融合-」を開催(2008/6/5)

イベント報告 2008/06/20

6月5日(木)、日経ホール(東京都千代田区)において、「NAISTの戦略-先端科学技術と環境との調和、共生、融合-」と題したフォーラムを開催しました。
このフォーラムは、平成9年度から毎年度開催しているもので、昨年度に引き続き日本経済新聞社との共催による「日経産業新聞フォーラム2008」として開催し、全国から約500名の参加がありました。
国際社会においては、地球環境の保護と持続可能な社会基盤の形成といった共通の課題に対してこれまで以上の取り組みが求められています。このような状況を踏まえ、今回のフォーラムでは、産業界と大学とのそれぞれの観点から、先端科学技術と環境の調和、共生、融合の実現に向け、どのように取り組むべきか、情報科学・バイオサイエンス・物質創成科学のそれぞれの分野における取り組み、今後の科学技術研究のあり方、国際化の方向性について、船田元 元経済企画庁長官・衆議院議員、山口英 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科教授(内閣官房情報セキュリティ補佐官)及び山中伸弥 京都大学iPS細胞研究センター長・再生医科学研究所教授による講演のほか、パネルディスカッションを行いました。
特に、山中伸弥 京都大学iPS細胞研究センター長・再生医科学研究所教授は、平成11年12月から平成15年9月までの約4年間、奈良先端科学技術大学院大学で勤務されており、「NAISTでの教育研究を振り返って」と題して、その当時のことを振り返って講演され、非常に盛り上がりました。
また、パネルディスカッションでは、パネリストに蛭子毅 ダイキン工業株式会社取締役兼常務執行役員、菅野伸和 松下電器産業株式会社環境本部環境渉外・企画担当部長、千原國宏 奈良先端科学技術大学院大学理事・副学長、島本功 奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科教授、冬木隆 奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科教授、モデレーターに宮崎緑 千葉商科大学政策情報学部教授を迎え、「先端科学技術と環境との調和、共生、融合の実現に向けて-環境分野における先導的取り組みと大学に望むもの-」をテーマに白熱した討論が盛大に繰り広げられました。


=プログラム=
13:30〜13:40 主催者挨拶
13:40〜14:10 講演
山口 英 氏 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科教授
(内閣官房情報セキュリティ補佐官)
14:10~14:30 講演
船田  元 氏 元経済企画庁長官・衆議院議員
14:30~15:00 講演
山中 伸弥 氏 京都大学iPS細胞研究センター長・再生医科学研究所教授
15:10~17:30 パネルディスカッション
<パネリスト>
蛭子 毅 氏(ダイキン工業株式会社取締役兼常務執行役員)
菅野 伸和 氏(松下電器産業株式会社環境本部環境渉外・企画担当部長)
千原 國宏 氏(奈良先端科学技術大学院大学理事・副学長)
島本 功 氏(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科教授)
冬木  隆 氏(奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科教授)
<モデレーター>
宮崎  緑 氏(千葉商科大学政策情報学部教授)

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