平成２０年７月２５日（金）、本学は、(社)関西経済連合会及び(財)奈良先端科学技術大学院大学支援財団との共催により、｢第１９回NAIST産学連携フォーラム"メディア処理技術の最前線と実用化への取り組み"｣を関西経済連合会会議室（大阪市北区）で開催しました。
　本フォーラムは、本学の先端的な研究成果や独創的な研究を紹介するとともに、関西における研究実務者レベルの交流を定期的に行うことを目的に、平成１４年度から年３回開催しているもので、今回で通算１９回目になります。
　当日は、産業界等から約５０名の参加があり、横矢直和 情報科学研究科長による開催の挨拶の後、同研究科 加藤博一 教授による「拡張現実感技術による次世代インタラクティブメディア」、猿渡洋　准教授による「ブラインド音源分離に基づく環境適応型の音メディア処理とその実用化」、佐藤智和 助教による「動画像からのカメラ位置・姿勢推定とその応用」と題し、同研究科において取り組んでいる最新の研究成果について講演が行われました。講演の後には交流会が開かれ、本学教職員と参加者との直接対話による活発な意見交換が行われました。