公開講座2012を開講(2012/10/06)

イベント報告 2012/10/10

10月6日(土)に、公開講座2012「ソフトマターが拓く未来のくらし」を開催しました。

この公開講座は、本学の教育研究を広く地域社会に公開し、社会人の教養を高め、文化の向上に資することを目的として、一般市民を対象に、毎年開講しています。

19 回目となる今年度の公開講座は、物質創成科学研究科が切り拓いているソフトマターに関する最先端研究についてやさしく解説します。ソフトマターとは、有機 分子でできている高分子や液晶、生体物質などの柔らかい物質のことで、電子機器から医療応用まで幅広く用いられており、我々の生活を豊かにするとともに健 康維持に役立っています。

今年度1回目の実施(4回実施)となる今回は、239名の参加があり、垣内喜代三教授から、「光反応を用いた複雑な有機分子の創り方」と題して、石河泰明准教授から「半導体との融合 -広がる生体超分子の可能性-」と題して、それぞれ講演がありました。

参加した受講者は、講義中に終始メモを取るなど熱心に聴き入り、また、講義終了後も講師に質問をするなど、大盛況のうちに終了しました。

次回は、10月13日(土)13時45分から、「生命の起源から学ぶ未来のプラスチック」(講師:藤木道也教授)、「光を使って機能をコントロールする」(講師:山田容子教授)のテーマで開催予定です。

(今後の公開講座開催予定日)
第2回:平成24年10月13日(土)
第3回:平成24年10月20日(土)
第4回:平成24年10月27日(土)
※時間は、いずれも、13時45分~16時30分

公開講座パンフレット(PDFファイル3.7MB)

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