平成26年度奈良先端大電子図書館学講座を開催(2014/10/30~31)

イベント報告 2014/11/12

10月30日(木)~31日(金)の2日間にわたり、本学附属図書館3Fマルチメディアホールにおいて、「平成26年度奈良先端大電子図書館学講座」を開 催しました。本講座は、全国の図書館職員を対象とし、本館がこれまで電子図書館システムを構築・運用してきた過程で蓄積したノウハウ及び基礎知識の普及を 目的に、毎年実施し、これまで350余名が受講しています。

16回目となる今回は、大学附属図書館など全国10機関から12名が受講し、 九州大学附属図書館付設教材開発センターの岡田義広教授が「九州大学におけるe-Learningの取り組み-附属図書館付設教材開発センターの活動 -」、人間文化研究機構の後藤真特任助教が「文化資源デジタル化・共有化の現在と未来」、本学総合情報基盤センター次世代システム研究グループ長 藤川和利教授が「NAIST電子図書館システムの概要と今後の展望」と題してそれぞれ講演を行いました。

また、本学が平成17年度から取 り組んでいる授業アーカイブ、資料の電子化作業、学位論文提出システムの体験実習を行いました。受講者からは「雑誌・授業・学位論文それぞれの電子化方法 やシステムについて知ることができたので大変勉強になりました」、「様々な設備が整っていてすばらしいです。作業は大変な部分が多々あるようですが、学生 や教員方のために、これからますます必要とされると思いました」、「具体的な作業の様子がよくわかりました。授業アーカイブの作業が非常に興味深かったで す」など、さまざまな感想が寄せられ、受講者にとって大いに有意義な講座となりました。

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