10月3日（土）に、公開講座2015（第1日）を開催しました。

　この公開講座は、本学の教育研究を広く地域社会に公開し、社会人の教養を高め、文化の向上に資することを目的として、一般市民を対象に、毎年開講しています。

　22回目を迎える今年度の公開講座では、本学物質創成科学研究科の教員が、「環境にやさしい未来の新材料・新デバイス」をテーマに、グリーン・テクノロジーと光ナノサイエンスを融合した新材料・新デバイスに関する最新の研究についてわかりやすく解説します。

　第1日は、冬木隆教授から、「太陽光発電デバイス（シリコン半導体材料）」、浦岡行治教授から「未来のディスプレイ（省エネルギー型電子デバイス）」と題して、それぞれ講演があり、322名の参加がありました。

　途中、冬木教授の講演では、太陽電池パネルとカメラを用いた簡単な実験が行われ、パネルの正常と欠陥の違いが一目で分かる様子に受講者の注目が集まっていました。

　第2日は、10月10日（土）13時45分から、「有機薄膜太陽電池（塗布可能な低分子有機材料）」（講師：山田容子教授）、「分子でつくるレーザー（有機薄膜材料）」（講師：柳久雄教授）のテーマで開催予定です。

（今後の公開講座開催予定日）
第2日：平成27年10月10日（土）
第3日：平成27年10月17日（土）
第4日：平成27年10月24日（土）
※時間は、いずれも、13時45分～16時30分

■公開講座パンフレット（PDFファイル4.69MB）