10月30日（日）に、日本の文化や歴史にふれる事により留学生の知見を広め、留学生同士のより一層の交流を深める事を目的に、京都への留学生見学旅行を実施しました。

　参加した留学生42名はまず世界遺産の天龍寺を訪問し、嵐山を借景に取り入れた天龍寺の美しい庭園を見学しました。境内ではおりしも開山忌献茶式が開かれており、留学生達は茶会の様子を興味深そうに眺めていました。

　続いて、一行は竹林の小径を散策しました。留学生達は竹の香りや竹林からもれる日の光を感じながらゆっくり散策していました。

　その後、茶道にも供される和菓子のひとつ、「ねりきり」作りを体験しました。留学生達は繊細な和菓子作りの作業に試行錯誤しながらも、それぞれに工夫をこらし、手作りの和菓子を完成させました。

　好天にも恵まれ、参加した留学生からは「古都京都の歴史について学ぶことができた」「庭園風景や和菓子作りを通じて日本の伝統文化を感じることができた」などの感想が寄せられ、大変有意義な旅行となりました。