11月17日（木）及び18日（金）に、物質創成科学研究科において、生駒市の中学校（生駒北中学、生駒南中学、鹿ノ台中学）1年生を対象に特別授業を実施しました。「みんなの知らない分子と光の世界」をテーマに、大学教員の授業を体験しました。

　これは、教育の多角化が進み、多様な形態で学習が進められるようになった一方で、児童生徒の理科離れが一つの課題とされている中、世界トップレベルの研究をけん引する先端大学と連携することで、理科学習への興味や探究心を引き出し、主体的・積極的な取り組みができる資質を培うことを目的として、生駒市教育委員会と連携し実施しているものです。

　参加した生徒たちは、実験する大学院生の手元で起こる物質の変化に目を丸くして見入ったり、自らも実習に取り組むなど、多様な姿を見せる光の不思議さに興味を示していました。

　また、非日常的なイメージの先端技術も、実は日頃の暮らしから犯罪捜査に至るまで幅広く使われていると知り、科学をより身近に感じた様子でした。

　この他にも、本学が中学校へ出向いて授業を行う「出前授業」も実施しています。