研究成果 2017/06/27
バイオサイエンス研究科の加藤晃准教授らは、新たに開発した黄緑色蛍光タンパク遺伝子を導入した観賞花(ペチュニア、以下「光るペチュニア」)の開発に成功しました。
「光るペチュニア」は、目に見えない紫外光下で効率よく蛍光を発するため、2013年に産学官連携で開発した、蛍光タンパク遺伝子を導入した「光る花」では可視光下で観賞する際に必要だった黄色フィルターが不要になりました。これにより手軽に観賞することが可能になりました。
今後、蛍光タンパク質の改良を始めとするバイオ領域の研究を深め、その利活用を通じて、より豊かな社会の実現に貢献していきます。
なお、今回の「光るペチュニア」は、7月11日(火)から10月1日(日)まで、国立科学博物館(東京都台東区)で開催される特別展「深海2017~最新研究でせまる"生命"と"地球"~」において展示する予定です。