イベント報告 2017/11/16
10月29日、日本の文化や歴史に触れる事により、留学生の知見を広め、留学生同士の一層の交流を深める事を目的とした、京都への留学生見学旅行を実施しました。
参加した留学生42名は、まず世界遺産の龍安寺を訪問。龍安寺は白砂の上に15の石が敷き詰められた枯山水の石庭で有名です。厳かな雰囲気の寺内で、留学生が縁側で寛いだり、石の数を数える姿が印象的でした。
続いて一行は嵐山を訪問。400メートルにわたって続く竹林の小径を歩いたあと、嵐山の風景やお土産物店巡りなど、各々自由散策の時間を楽しみました。
最後に一行は蒔絵作りを体験しました。蒔絵は平安時代中期以降流行した伝統工芸で、漆器の表面に金粉で文様を描く技法です。留学生は講師の指導を熱心に聞き、皆一様に集中して取り組んでいました。
当日はあいにくの雨でしたが、参加した留学生からは「日本の歴史や文化をよく知ることができた」「新しい友達ができた」など、大変好評を博しました。特に蒔絵体験は日本文化を学ぶと共に、形に残る思い出として大いに喜ばれていました。留学生同士の交流も活発に行われ、本学が計画した目的以上の成果を実感することができました。