5月21日（日曜日）、滋賀への留学生見学旅行を実施しました。見学旅行は、日本の文化や歴史に触れて知見を広め、留学生同士の交流を深める事を目的としています。

　留学生38名は、まず陶芸体験に参加しました。信楽焼は13世紀以来の歴史を誇る伝統工芸であり、狸の置物で有名です。留学生は講師の指導に従い、集中して茶碗や皿作りに取り組みました。

　続いて一行は、国宝・彦根城を訪問しました。多くの城が戦火や災害で姿を消す中、当時の遺構を残す貴重な城です。天守の最上階からは、彦根の街並みを眺めることができました。留学生は、天守内の急勾配な階段に驚きつつも、戦国時代の面影を残す城内を楽しみました。

　最後に、彦根城内の玄宮園を訪問しました。彦根城を借景とする美しい大名庭園を鑑賞しました。その後、彦根城下にある夢京橋キャッスルロードを散策し、お店巡りなど各々自由時間を楽しみました。

　当日は好天にも恵まれ、留学生からは「日本の伝統的な陶芸の職人技に触れることができた」「日本の城の素晴らしさを目の当たりにすることができた」「新しい友達ができた」など、大変好評を博しました。留学生同士の交流も活発に行われ、大変意義のある旅行となりました。