お正月イベントを開催 (2024/1/5)

イベント報告 2024/01/31

 1月5日(金曜日)、本学の日本人学生、留学生とその家族を対象とした年始恒例のお正月イベントを、留学生交流係と留学生・外国人研究者支援センター(CISS)が共同で開催しました。本イベントは、実際に日本文化を体験してもらうことにより、留学生やその家族に日本文化について知見を深めてもらうことや、研究領域を超えた学生間の交流を活発にすることを目的として開催しています。今年は、代表的なお正月遊びの一つである福笑いやぜんざいの試食、書き初めが行われ、情報機能素子科学研究室の森田氏が書き初めの講師を務めました。

 まずは、ロバート・キング氏(CISS)が福笑いの遊び方について説明し、目隠しをつけた学生や子どもたちが、顔の輪郭のみが描かれた台紙に顔のパーツを正しく配置しようと奮闘しました。見守る周りの人たちも、パーツが乱れた滑稽な顔立ちを見て笑い楽しんでいました。イベント終了後も、子どもたちは何度も福笑いに挑戦し、誰が一番上手に顔を作れるかを競っていました。福笑いの盛り上がりが落ち着いたところで、寒い冬の季節に体を温めてくれるぜんざいを試食しました。

 その後、参加者は講師である情報機能素子科学研究室の森田氏を囲み、書道のお手本を見たり、書道に関する基礎知識を学んだりしました。毛筆を初めて体験する留学生が多く、力加減や書き順などの基礎を練習する一方で、書道経験のある留学生たちは字体にこだわり、時間をかけて取り組んでいました。また、参加した6人の子どもたちは、学校の外で好きな字をゆっくり練習できて楽しかったと話していました。最後に、参加者たちはお気に入りの漢字を色紙に清書し、大学名が入った手作りの落款を押して作品を完成させました。そして、その力作を手に参加者全員で集合写真を撮り、イベントを締めくくりました。

 本イベントには約35名の参加者が集まり、日本人学生、留学生、国際色豊かな子どもたちが、日本文化に触れ交流を楽しんでいました。今年の干支である辰年が、皆さんにとって素晴らしい年になりますように。  

初めての福笑いに思わず笑顔がこぼれる留学生
初めての福笑いに思わず笑顔がこぼれる留学生
できたてのぜんざいを振る舞う留学生交流係
できたてのぜんざいを振る舞う留学生交流係
講師を務めた森田氏の指導を受け真剣に書道に取り組む留学生たち
講師を務めた森田氏の指導を受け真剣に書道に取り組む留学生たち
学校とは違った書道体験ができたと喜ぶ国際色豊かな子供たち
学校とは違った書道体験ができたと喜ぶ国際色豊かな子供たち
清書した作品を手に笑顔の集合写真でイベントを締めくくった
清書した作品を手に笑顔の集合写真でイベントを締めくくった

NEWS & TOPICS一覧に戻る