本学キャリア支援室は、2024年5月29日（水曜日）に東京工業大学アントレプレナーシップ教育機構との共催により、博士後期課程学生を主な対象とした中長期（研究）インターンシップ情報交換会をオンライン形式で開催しました。

　現在、留学生の日本国内就職需要が高まる一方で、就職活動やインターンシップで求められる高い日本語レベルが障壁となり、企業とのマッチングが上手く成立しない現状があります。これを踏まえ、今回、日本語が苦手な留学生にとって有意義な機会となるよう英語開催として企画しました。

　グローバルに活躍する企業や研究機関12社（Apple Japan、AIST(産総研)、Ericsson Research Japan、Hitachi、Honda Research Institute Japan、IBM Japan、Nippon Boehringer Ingelheim、Schneider Electric、Shionogi、teamLab、TÜV Rheinland Japan、Zeon）が集結する中、本学や東京工業大学をはじめ、国立大学を中心に全国から500人以上の留学生等から申込みがあり、活発な交流が行われました。

　当日は、本学キャリア支援室の谷口直也UEA・特命助教が開会挨拶と概要説明を行った後、中長期のインターンシップ（2週間～数カ月程度）を英語で受け入れる予定の企業・研究機関からプレゼンテーションが行われ、ブレイクアウトルーム形式を活用して学生との個別交流を行いました。

　日本国内ではこうした英語に特化した就職関連イベントは稀少であり、グローバルマインドの醸成や留学生の日本定着に向け、本学は、今後も引き続いてこれらのような画期的な取り組みを積極的に企画・実施して参ります。