3月10日（月曜日）グラングリーン大阪北館 JAM BASE4階「産総研・関経連うめきたサイト」にて、関西経済連合会とDX人材育成に資する連携協力に関する協定の締結式を行い、本学からは加藤博一理事・副学長、関西経済連合会からは小林充佳副会長/DX委員会委員長が出席しました。

　 同協定は関経連が策定した「関西DX戦略2025」に基づき、日々進化するデジタル技術をキャッチアップしてDXを推進し、イノベーションの創出に貢献できるリーダー人材の育成を目的としています。
　その一環として、本学の教育資源と経済・産業界の知見やニーズを融合させ、より実践的な人材教育を行うべく、関経連会員企業からの講師派遣も得ながら、本学にて「デジタルキャリア講座」を次年度より開講することになりました。
　本講座では、実務に直結するスキル・リテラシーの習得を重視したプログラムが組まれ、非情報系のバイオサイエンスやマテリアルサイエンスの学生にも履修を呼びかけます。関経連との密接な連携のもと、本学の研究力や教育力を最大限に活かす中で、学生が社会課題の発見力を培い、地域社会や経済・産業界に貢献できる人材に成長すること目指します。
　協定締結後に行われた記者会見には、一般紙や経済紙、専門紙の記者が詰めかけ、活発な質疑が行われるなど、取り組みへの期待が感じられる場となりました。
　なお本講座は、将来的には社会人向けのリスキリング講座に拡大することが検討されています。

　「関西DX戦略2025」では「関西をDXの先進地域に」と謳われていますが、本学にあっても、関経連とともに「DX人材育成の産学連携モデル」を創出し、地域社会や経済・産業界の発展に貢献していきたいと考えています。