留学生見学旅行を実施(2025/5/25)

イベント報告 2025/06/02

 日本の文化や歴史に触れることにより、留学生の知見を広め、留学生同士の一層の交流を深めることを目的に、留学生見学旅行を去る5月25日(日曜日)に実施しました。

 留学生42名は、まず奈良春日野国際フォーラムにて、古来より家の守り神や厄除けとして使われ、奈良の寺社仏閣に現存するものも多い鬼瓦の製作体験に参加しました。瓦粘土を押し込む型枠の裏面に、将来の夢や願い事を彫り込みつつ、工芸を通じた日本の歴史を体験しました。また、限られた時間ではあったものの、同地区にある奈良公園及び春日大社を散策し、周辺に生息する鹿とのふれあいを楽しみました。

 続いて、法隆寺を訪問しました。7世紀の建立から現在まで一部にその姿を残すものもある同寺で、当時の仏像、装飾品等が数多く展示された宝蔵院内の見学等を通して、仏教文化の伝来から国風文化が形成されるにいたる日本文化史の変遷を直に学ぶことができました。

 当日は雨もあり少し肌寒い天候であったものの、参加した留学生からは「日本の歴史について深く学ぶ機会となった」「法隆寺は大学から遠いため、個人で訪れることが難しかったが、今回の旅行で訪問できとても嬉しかった」など、大変好評を博し、また留学生同士の交流も活発に行われ、大変意義のある旅行となりました。

鬼瓦の製作体験
鬼瓦の製作体験
法隆寺にて記念撮影
法隆寺にて記念撮影

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