2013/10/25
奈良先端科学技術大学院大学（奈良先端大、学長：小笠原直毅）は、１１月１０日（日）、子供から大人まで広く一般市民を対象とした「オープンキャンパス2013」を開催いたします。
こ れは、「高山サイエンスタウンフェスティバル」の一環として開催するもので、最新の教育研究の展示・デモンストレーションを通した紹介や、子供達が楽しめ る「筋肉が出す電気でテレビゲームを操作しよう！」、「いろいろな色で遊ぼう！」などの「体験プログラム」の他、「バーチャルジェットコースター」、「ル ンバホッケー」など多数のデモを体験いただけます。
「理科離れ」が叫ばれている中、子供たちに最先端の科学技術を体験し、科学の楽しさを知ってもらえる貴重な機会となります。
ま た、受験生向けイベントも同時開催し、情報科学、バイオサイエンス、物質創成科学の各研究科において、最先端の技術や研究設備を見たり、体験することがで きます。さらに、研究室訪問、入試相談、学生宿舎見学会なども開催しますので、本学への受験を考えられている方、興味のある方にとっては、大学を内側から 見ることのできるこの機会に是非ご参加下さい。
【日 時】 平成２５年１１月１０日（日）１０：００～１５：００〔雨天決行〕
【場 所】 奈良先端科学技術大学院大学（生駒市高山町8916-5、けいはんな学研都市）
【プログラム】 ＜全プログラム参加無料＞
各研究科テーマ
＜情報科学研究科＞－体験しよう、未来を支える最先端IT技術－
＜バイオサイエンス研究科＞－「バイオ」をのぞいてみよう－
＜物質創成科学研究科＞－未来を拓く光ナノサイエンス－
各研究科において、体験型デモ、ビデオ上映、ポスター展示などによる研究紹介を行います。
子ども向けの体験プログラム
①『筋肉が出す電気でテレビゲームを操作しよう！』（対象：小学生（保護者同伴可））
ヒトの身体は、筋肉によって動きます。筋肉が縮むとき、電気信号が出てきます。
つまりこの電気信号から、脳が身体をどう操作しようとしているか、読み取ることが
できます。
本体験プログラムでは、皆さんの腕からこの電気信号を読み取り、ゲームコントローラに触ることなく、テレビゲームを操作する体験をしていただきます。
画面のゲームはMatt Fig 氏制作
②『障子に目あり』（対象：小学生（保護者同伴可））
目の前にある障子にタブレット端末をかざすと、何かのシルエットが見える。タブレットのディスプレイにタッチすることで障子に穴をあけて、何がいるかを当てよう。
③『葉脈を観察しようー葉脈標本を作って、きれいなしおりにしてみようー』
（対象：小学生（保護者同伴可））
植物の葉に走っている筋のことを葉脈と呼びます。これは葉でできた栄養や根から吸い上げた水を運ぶ管です。植物の種類によって、葉っぱの形も葉脈の走り方も違います。いろんな植物の葉の葉脈標本を作って観察した後、ラミネート加工をしてきれいなしおりにしてみましょう。
④『身体の中身を篩（ふるい）にかける！』（対象：特に制限なし（保護者同伴可））
私たちの身体は何万種類もの物質が集まってできています。これらの物質を一つずつに分けることで、詳しく調べることが簡単にできるようになります。今回は、バイオの研究でよく使われる物質を大きさで篩い分けする方法で、混ざった物質を一つ一つに分けてみます。
⑤『光のふしぎ』（対象：小学生、中学生、高校生（保護者同伴可））
テ レビや携帯電話などは様々な色の光を表示できます。どうして様々な色の光が出るのか調べてみましょう。まず顕微鏡で画面を拡大して観察し、どんな構造に なっているか調べます。次に、光の色が３つの色の混ぜ合わせでできることを体験します。さらに、液晶画面の表示には光の波の偏り（偏光）が利用されている ことを体験します。
⑥『いろいろな色で遊ぼう！--身の回りにある色を分解してみよう--』
（対象：小学生（保護者同伴可））
身近にあるいろいろな色の正体を、紙などを使って分けてみましょう。また、身近に使われているものにブラックライトを当てて、どのようなことが起こるか見てみましょう。
受験生対象イベント
・研究室訪問 ・入試相談コーナー ・入試説明会 ・学生宿舎見学会
【本件に関する問合先】
奈良先端科学技術大学院大学 教育研究支援部 企画総務課 広報渉外係
TEL：0743-72-5026，E-mail：s-kikaku@ad.naist.jp
【オープンキャンパス2013に関するホームページ】
URL：http://www.naist.jp/
