暗闇でも赤外線のみで撮影可能な『赤外線カラー暗視』の株式会社ナノルクスへ出資！
～ 奈良先端科学技術大学院大学発ベンチャーへの出資第一号案件 ～

概要

　南都銀行（頭取：橋本 隆史「以下、同行」）は、南都キャピタルパートナーズ株式会社（代表取締役社長：堺 敦行）と共同で設立した「ナント地域活力創造サポート投資事業有限責任組合（ナント地域活力創造サポートファンド）」から、株式会社ナノルクス（代表取締役：祖父江 基史「以下、同社」）に対する出資を行いましたので、お知らせします。

　同社は、日本最大級の研究機関である国立研究開発法人産業技術総合研究所で開発されたカラー暗視技術を、奈良先端科学技術大学院大学（学長：塩﨑 一裕「以下、同大」）との共同研究を通じて「眩しくない眼底カメラ」への応用開発に取り組んでいます。

　「眩しくない眼底カメラ」は、体で唯一血管を直接観察できる眼底映像を眩しくない近赤外線を用いることで、誰でも手軽に撮影できるようにするものです。本カメラはフラッシュ光を用いないため撮影の負担が少なく、眼底から得られる貴重な映像を日々の健康管理に役立てることが可能となります。

　同ファンドでは、同社の技術が眼底疾患のみならず、動脈硬化・高血圧などの早期発見にも寄与することで安全な社会貢献が出来ることから出資を決定致しました。

　同行では、昨年4月に同大と共同で「地域共創推進室」を設置し、地域課題の解決を図っており、本開発は、同大と共同研究を行うなど、同大発ベンチャー企業への出資は本件が第一号となります。同大・太田淳教授、理事・副学長は「社会に貢献できる有望な技術であり、今後も引き続き積極的に開発に協力してきます」と地域共創の好例となることが期待されています。

詳細はこちら

• 暗闇でも赤外線のみで撮影可能な『赤外線カラー暗視』の株式会社ナノルクスへ出資！ ～ 奈良先端科学技術大学院大学発ベンチャーへの出資第一号案件 ～

問い合わせ先

＜報道に関すること＞

奈良先端科学技術大学院大学　 地域共創推進室　地域共創推進ディレクター　三宅　TEL：0743-72-5090