ブックタイトルせんたん JAN 2018 VOL.26
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せんたん JAN 2018 VOL.26
宇部工業高等専門学校との連携協力に関する協定を締結10月19日(木)に、本学と宇部工業高等専門学校は、教育及び学術研究に関し連携協力するため、包括的な協定を締結しました。本協定をきっかけに、インターンシップによる組織的な学生の受入れや相互の講師派遣など、更なる連携協力を進め、創造性に富んだ先導的な研究者・技術者の育成・輩出や先端科学技術分野での共同研究の推進などを通じ、科学技術の振興と社会の発展に貢献していきます。留学生見学旅行を実施この締結により、両者が相互に協力して本学の研究成果等を地域社会に一層円滑に還元すること、および緊密な情報交換を行うことにより地域の産学連携を推進し、中小企業等並びに地域社会の発展にさらに貢献したいと考えています。また、日本政策金融公庫の創業者支援や学生向け起業家教育のノウハウを活かし、本学学生の起業家マインドの醸成や金融知識の習得が期待される他、地域の中小企業者等との交流による企業内人材の育成強化や有能な人材の地域への定着化が図られることも期待されます。オープンキャンパス2017を開催痕に試薬をかけると暗所で青白く発光する「ルミノール反応」の実験などに取り組みました。また、非日常的なイメージの先端技術も、実は日頃の暮らしから犯罪捜査に至るまで幅広く使われていると知り、科学をより身近に感じた様子でした。この他にも、本学が中学校へ出向いて授業を行う「出前授業」も実施しています。学生の文化活動行事を実施~東大寺・春日大社・奈良国立博物館バスツアー~1 0月2 9日(日)に、日本の文化や歴史に触れる事により、留学生の知見を広め、留学生同士の一層の交流を深める事を目的とした、京都への留学生見学旅行を実施しました。当日はあいにくの雨でしたが、参加した留学生からは「日本の歴史や文化をよく知ることができた」「新しい友達ができた」など、大変好評を博しました。特に蒔絵体験は日本文化を学ぶと共に、形に残る思い出として大いに喜ばれていました。留学生同士の交流も活発に行われ、本学が計画した目的以上の成果を実感することができました。平成29年(2017)11月株式会社日本政策金融公庫と地域の産学連携の推進に関する覚書を締結11月9日(木)に、本学と株式会社日本政策金融公庫奈良支店は地域の産学連携の推進に関する覚書を締結しました。本学と金融機関との覚書締結は初めてのことです。11月12日(日)に、「オープンキャンパス2017」を開催しました。23回目の開催となる今回は天候にも恵まれ、子どもから年配の方々まで、のべ10,000名以上が大学を訪れ、最先端の科学技術に触れ親しみました。「体験プログラム」のほか、各研究科でのパネル展示やデモ、実験の実演、学生の課外活動団体によるイベントなどを実施しました。参加者からは、「子どもが科学に興味を持つ体験ばかりでよかった」などの声が多数寄せられ、今回も大盛況のうちに幕を閉じました。物質創成科学研究科において、生駒市内の中学生を対象に特別授業を実施11月1 6日(木)及び1 7日(金)に、物質創成科学研究科において、生駒市の中学校(生駒南中学、生駒北中学、鹿ノ台中学)1年生を対象に、「みんなの知らない分子と光の世界」をテーマに、特別授業を実施しました。参加した生徒たちは、「光の三原色」など光の性質の説明を聞くほか、分光器で光を見たり、血11月26日(日)に、本学学生12名(うち留学生11名)と教職員4名を含む1 6名が、文化活動行事の一環として、ボランティアガイドの案内で世界遺産に登録されている東大寺、春日大社及び奈良国立博物館を見学しました。学生からは、「日本の歴史や文化、特に奈良について理解が深まった。」、「奈良を訪れる機会ができてよかった。」等の意見があり、日本の自然、文化・歴史の理解に資する文化的な一日を過ごしました。筆者紹介「せんたん」は本学の研究活動及び成果を情報発信することを目的とした広報誌です。坂口至徳(さかぐちよしのり)産経新聞社元客員論説委員、本学客員教授。1949年生まれ。京都大学農学部卒業、大阪府立大学大学院農学研究科修士課程修了、75年産経新聞社入社。社会部記者、文化部次長、特別記者、編集委員、論説委員などを務めた。2004年10月から本学客員教授として大学広報のアドバイザーを務める。