バイオサイエンス領域
植物は細胞を"寿司詰め"にして形を整える!
細胞を対称に配置するタンパク質を特定
~植物の形や成長を促す技術に期待~
奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域の宮島 俊介助教、大阪大学 大学院理学研究科の藤本 仰一准教授と藤原 基洋博士(研究当時:博士後期課程3年)、名古屋大学、英セインズベリー研究所の国際共同研究グループは、植物の維管束に共通する水分を運ぶ導管(どうかん)と栄養分を運ぶ篩管(しかん)の細胞配置の対称性は 、篩管の周りでの細胞増殖が離れて位置する導管の細胞を一方向に押し込むことで高くなることを、世界で初めて発見しました。さらに、対称性構築の鍵となる細胞増殖の位置を決めるタンパク質を突き止めました。
詳細はこちら:http://www.naist.jp/pressrelease/files/20230213_new.pdf