ブックタイトルSENTAN せんたん SEP 2018 vol.27

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概要

SENTAN せんたん SEP 2018 vol.27

特集NAISTの今グローバルリーダーの育成を目指す本学は、2014年9月に文部科学省平成26年度スーパーグローバル大学創成支援事業「スーパーグローバル大学創成支援」タイプB(グローバル化牽引型)に採択されました。本学が実施する「先端科学技術を担うグローバルリーダー育成のための世界水準の大学院大学の構築」事業では、以下の取組により、先端科学技術分野で世界を先導する研究の推進と、世界の将来を担うグローバルリーダーの育成において、世界に確かな存在感を示し、世界から高く評価される大学を目指しています。1大学組織改革については、社会的戦略的な大学組織改革と大学院教育改革要請に応える先端3分野に関わる融合領域教育カリキュラムを柔軟かつタイムリーに構築できる体制とするため、1研究科1専攻体制へと改組を進めるとともに、学長の方針を全学的な見地から迅速に具体化するため、教育担当理事・副学長を責任者とした教育推進機構を設置し、戦略的に本学の教育研究を推進していく体制を構築しました。また、大学院教育改革については、1研究科体制の下で、社会が求める専門性や広い視野を身につける教育、異分野連携・融合教育などを展開する7つの教育プログラムを平成303年4月から開始しました。ガバナンス改革大学の将来構想や教育研究戦略の策定を担う、学長を本部長とする戦略企画本部を設置し、各種会議に分散していた教育研究の企画立案機能を一元化するとともに、当該本部にURAを構成員に加えたIRオフィスを設置しました。また、国内外の学外有識者から構成される学長アドバイザリーボードを設置しました。NAIST Global 3(ナイスト・グローバル・キューブド)実現のための取組組織改革と教育改革●1研究科体制への移行●教育推進機構の設置●7つの教育プログラム:4つの融合領域グローバル化●海外教育研究連携拠点の設置●グローバルキャンパスの実現●教員の多様性・事務職員の高度化ガバナンス改革●戦略企画本部の設置●IRオフィスの設置●学長アドバイザリーボードの設置先端科学技術を担うグローバルリーダー育成のための世界水準の大学院教育モデルの構築2グローバル化の推進海外教育連携に関しては、インドネシアのボゴール及びタイのバンコクに海外オフィスを開設し、アジアの教育ハブとしての機能を強化しています。グローバルキャンパスの実現に関する取組では、英語による授業のみで修了することを可能としていることや、留学生・外国人研究者支援センターを設置し、留学生・外国人研究者の生活相談にも対応できるワンストップ・サービスを実現しています。また、教員の多様性に関しては、国際公募による教員の採用や、海外での教育研究経験を重視した選考を行うなどにより多様性の確保に取り組んでいます。事務職員の高度化については、海外SD研修や英会話研修を継続的に実施することにより職員の能力養成の向上に取り組むとともに、職員TOEICスコアの全体的な底上げも行われています。挑戦性、総合性、融合性、国際性を持った人材の育成0 3 S E NTAN