教育推進部門企画FD 研修会 兼 キャリアマネジメントB (7028) 
 「科学技術イノベーションと大学改革」

内容

我が国の科学技術政策の最新動向について、科学技術基本計画及び大学改革の現状と方向性などを中心に、文部科学省や内閣府において科学技術政策に携わる松尾泰樹氏から話題を提供して頂きます。教職員にとっては、科学技術政策の現状から今後の本学における人材育成を考える機会として、また、学生や若手研究者には、自身の進路選択や研究の方向性を考えることを期待し、参加者の皆さんの科学技術政策への認識を深めて頂くことを目的に開催します。

※当セミナーは、平成30年度以降入学の博士後期課程科目「キャリアマネジメントB(7028)」の単位認定の対象です。

開催概要

日時 2019年 10月 4日(金)13:00~14:30
会場 物質創成科学棟1階 大講義室
講師 松尾 泰樹 氏(内閣府 政策統括官 :科学技術・イノベーション担当)

《ご紹介》
 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了後、科学技術庁に入庁
 ライフサイエンス、先端医療等の分野振興に従事するとともに、大学改革(地方大学振興、奨学金、国際化、工学教育改革等)、ポスドク・理系人材育成等の各種施策の企画、立案、推進に携わる。
対象 本学教職員、博士後期課程学生、博士後期課程への進学を検討する博士前期課程学生
(外国の方の参加も歓迎しますが、講義は日本語で行われます。)
定員 なし
使用言語 日本語
申込方法 受付は終了しました
参加者 51名
開催報告  奈良先端科学技術大学院大学では、10月4日に科学技術政策に関するFD・SD研修会を開催しました。本研修会は、教育推進機構教育推進部門が企画する研修で、プレFDとして教職員だけでなく学生にも開講されているものです。
 今回は松尾泰樹氏(内閣府政策統括官 科学技術・イノベーション担当)を招き、「科学技術イノベーションと大学改革」を講演いただきました。講演では、データサイエンスやAIがもたらす今後のSociety5.0の見通し、日本の科学技術の現状、今後の科学技術政策の方向性や展望、大学改革について説明されました。話題は大学にとどまらず、知の社会実装として、産学連携を強化するオープンイノベーション、起業(スタートアップ)支援、強化していくべき分野等、多岐にわたり、幅広い政策を知る機会となりました。本研修会には教職員や学生51名が参加し、参加者からは「優秀な若手研究者の層が薄くなっている日本の現状にどのように対応するか」といった質問があり、活発な質疑応答がありました。

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