HOME > DGEの活動 > 国際展開イニシアティブ
国際展開イニシアティブ

平成23年度〜27年度 −国際的に卓越した教育研究拠点機能の充実−


[国際展開イニシアティブトップ] [関連資料]

国際共同研究と連動したバイオ・ナノ・IT分野大学院教育の国際展開イニシアティブ

 

平成27年度

1. 目的

平成23年度から文部科学省運営費交付金特別経費による新規プロジェクト「国際共同研究と連動したバイオ・ナノ・IT分野大学院教育の国際展開イニシアティブ」が開始されました。このプロジェクトは、これまでに確立した国際的な大学院教育拠点としての教育研究活動を更に発展させ、本学及び海外連携校の学生が先端科学技術分野での国際共同研究へ参加することを軸に、真に国際社会の中で活躍できる研究人材の育成を目指すものであり、平成27年度までの5年間の実施が計画されています。

2. 取組み内容の概要

以下の3点を目標とし、本学の大学院教育の国際競争力の一層の強化を目指します。
(1)国際的環境の中で研究活動を遂行できる能力の養成
欧米及びアジアのトップレベルの海外協定校の教員と本学の教員が先端分野の国際共同研究を多数実施することを軸とし、本プロジェクトでは、そこに本学と海外協定校の学生を参加させ、研究活動に従事させる。
(2)国際的な場面においてのコミュニケーションスキルの養成
海外協定校と協力し、本学と海外協定校の学生が参加する合宿形式などの国際学生ワークショップを開催し、英語での発表・討議を実践させる。
(3)優秀な留学生を多数受け入れ、本学の国際的環境の醸成を促進
海外協定校から、多様な形態で留学生を戦略的・組織的に受け入れる。アジア諸国の協定校の学部生、修士課程学生の短期受け入れをする国際インターンシップ制度を整備し、本学を目指す優秀な留学生の確保を図る。

3. 公募対象事業

上記の取組みを組織的に実施するために、以下の3種の事業を学内公募します。
  (1)国際共同研究
    (国際共同研究については、以下の3つのカテゴリーのどれかに当てはまること。)
    ① 双方の教員の合意の下で、共同研究として具体的な研究目標及び研究計画が明確であり、学位論文研究の一環として学生の参加が見込まれるもの。
    ② 双方の教員の合意の下で、学生が研究材料の共有や研究方法の習得をすることをなど目的とし、将来の共同研究につながる可能性のあるもの。
    ③ ①及び②の提案を発掘、開拓する目的で海外協定校の教員などとの議論、打合せ、ワークショップなどの実施を行うもの。
  (2)国際学生ワークショップ
    (2-(2)の条件を満たす、国際学生ワークショップであること)
  (3)国際学生インターンシップ
    (2-(3)の条件を満たす、国際学生インターンシップであること)

4. 支援要件

(1)支援を行う対象は、海外協定校との間で実施する共同研究、ワークショップ、インターンシップで、本支援により更なる発展が見込まれるものを原則とする。
(2)年度ごとに本支援は採択されるものとする。年度を越える事業の次年度実施部分については、次年度に再度申請し審査を受ける必要がある。
(3)活動期間終了後、速やかに成果実績報告書を提出すること。

5. 公募に必要な書類(電子ファイルによる提出および英語での記入可)

(1)各種申請書(書式変更不可)
(2)必要な上記申請書の補助書類一式
(3)申請書は、以下のURLからダウンロード可
H27 国際共同研究申請書
https://www.naist.jp/dge/contents/activities/initiative/document/H27/Research.docx
H27 ワークショップ申請書
https://www.naist.jp/dge/contents/activities/initiative/document/H27/Workshop.docx
H27 インターンシップ申請書
https://www.naist.jp/dge/contents/activities/initiative/document/H27/Internship.doc

6. 申請書記載に際しての注意点

(1)教員の派遣・招へいに関しては、本学の旅費規程に基づいて見積予算を記入する。
(2)学生の派遣・招へいに関しては、本学の旅費支給規定及び別添の「平成27年度国際展開イニシアティブ予算執行ルール」に基づいた宿泊費や日当の減額等をあらかじめ考慮に入れ、見積予算を記入する。「平成27年度国際展開イニシアティブ執行ルール」は以下のURLからダウンロード可。
・平成27年度国際展開イニシアティブ執行ルール
https://www.naist.jp/dge/contents/activities/initiative/document/H27/H27_GI_Rules.pdf

7.提出先

申請書は、電子メールで各研究科の担当教員に提出する。
情報科学研究科      松本健一 教授   matumoto@is.naist.jp
バイオサイエンス研究科  稲垣直之 教授   ninagaki@bs.naist.jp
物質創成科学研究科    藤木道也 教授   fujikim@ms.naist.jp

8.公募申請書提出期間

平成27年1月20日(火)~2月20日(金)

9.審査・決定

国際連携推進本部運営会議において、審査の上、決定する。審査に当たって、提出書類の内容に関して不明な点がある場合は、説明を求めることがある。
審査結果は、平成27年4月1日までに通知する。なお、採択事業が中止になった場合を想定し、補欠事業についても採択する予定である。

10.活動期間

平成27年4月1日~平成28年3月31日

11.対象費用

プロジェクトの推進に必要な旅費(滞在費、ビザ申請費なども含む)及びその他経費(消耗品、参加費、開催経費など)とする。

12.その他

(1)予算の執行は、奈良先端科学技術大学院大学の規程に基づいて行う。
(2)学生派遣に係る経費は、重点戦略経費を要求中。また、学生招へい及びワークショップの開催に係る経費は、運営費交付金特別経費で支出する予定。
(3)教員派遣・教員招へいに係る経費は、運営費交付金特別経費以外で支出できるよう調整中。
(4)事業責任者(教員)は、一申請事業に対して、その事業内容が全て反映された 成果実績報告書を所定の用紙に記入する。複数の教員が関わっている場合などは、報告書も複数にわたって提出を可能とする。学生に関しては、本学から派遣した学生も、協定校から招へいした学生も、全員が一人一部Global Initiative Project Student Reportを英文で記入し提出すること。

13.ダウンロードフォーマット

(1)申請書関連
H27 国際共同研究申請書
https://www.naist.jp/dge/contents/activities/initiative/document/H27/Research.docx
H27 ワークショップ申請書
https://www.naist.jp/dge/contents/activities/initiative/document/H27/Workshop.docx
H27 インターンシップ申請書
https://www.naist.jp/dge/contents/activities/initiative/document/H27/Internship.doc

(2)報告書関連
教員用
成果実績報告書 (Word: 25KB)
学生用
Global Initiative Project Student Report (Word: 19KB)
アンケート(任意)
GIP Student Survey Life Focused (Word: 25KB)