教育推進機構の概要
教育推進機構は、本学が定める理念、基本方針等に基づいて、教育に関する基本方針の具体化、教育の内部質保証の推進、イノベーション教育及びアントレプレナーシップ教育の推進、一貫したキャリア支援、国内外の教育機関及び企業との連携等を行うことにより、本学における教育推進に関する体制を強化することを目的としています。
2015年の教育推進機構設立に先立ち、2012年より学内に設置された「教育戦略プロジェクトチーム」により、教育に関する諸問題と改善策が提案されました。
これを受けて、2013年には「世界水準の融合領域大学院教育を行うために、“学部を置かない”ことがメリットとなるような組織再編成を行い、教員が真に研究と教育に専念でき、また、将来も更なる科学技術の展開と新たな社会的な要請に応えられる体制を構築する」ことを目指し、教育プログラムの企画、推進、評価を担う教育支援組織である教育推進機構を新設すること、研究支援組織である研究推進機構と両輪となって、学長リーダーシップの下、戦略的に本学の研究教育を推進していく体制を構築することが大学の方針として明記されました。
2015年4月に、「スーパーグローバル大学創成支援事業」への採択を受け、教育担当理事を機構長とする教育推進機構が発足しました。本学では世界と未来の問題解決や先端科学技術の新たな展開を担う『挑戦性、総合性、融合性、国際性』を持った人材の育成を目的としています。
2017年に本学が1研究科1専攻体制へ改組するにあたっては機構の役割についても再検討が行われました。国際教育連携やダブル・ディグリー・プログラム等の教育のグローバル化、FD活動の支援、キャリア支援に関する業務等のほか、英語教育担当教員を研究科から教育推進機構へ配置換えして教育のグローバル化に向けた学生の英語語学教育を担う一方、旧３研究科間の教育に関する調整については先端科学研究科に移行することとなりました。
教育推進機構の
組織体制について
教育推進機構は、教育推進部門、イノベーション教育部門、キャリア支援部門、そして教育連携部門の4つの部門から構成されています。
- 教育推進部門は
- 教育の基本方針の提示、学内外多方面からの教育評価に加え、グローバル人材の育成に必要な英語教育や、留学生に対する日本語教育、広い視野を持って社会に貢献できる高度人材育成に必要となる一般科目教育に取り組んでいます。
- イノベーション教育部門は
- 「技術人材育成」「アントレプレナー育成」「イノベーション教育」に主眼を置いた教育活動に取り組んでいます。
- キャリア支援部門は
- 主にノンアカデミック分野への就職を希望する学生及びポスドクに対して、「個々の希望に応じたキャリア面談」「トランスファブルスキル研修」「企業とのマッチングイベント」「OBOGや企業トップの講演会」など多様なキャリア支援活動を行っています。
各部門について
INTRODUCTION OF OUR DIVISIONS1
教育推進部門
「教育推進部門」は、組織的なカリキュラム編成に係る企画及び支援や組織的な履修指導、グローバル化、ファカルティ・ディベロップメントに関する情報収集と企画立案及び実施、教育支援システムの運用総括に関することなど、本学の教育推進に係る業務を実施しています。
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イノベーション教育部門
イノベーション教育部門は、「技術人材育成」「アントレプレナー育成」「イノベーション教育」に主眼を置いた教育プログラムやファカルティ・ディベロップメント事業を企画・運営します。また、イノベーションを起こす人材の育成創業前段階から経営人材と連携することで、大企業、大学、ベンチャーキャピタルとベンチャー企業との間で「知・人材・資金」の好循環を起こし、大学を中心としたスタートアップ・エコシステムの創出を促進します。
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キャリア支援部門
「キャリア支援部門」は、主にノンアカデミック分野への就職を希望する学生及びポスドクに対して、「個々の希望に応じたキャリア面談」「トランスファブルスキル研修」「企業とのマッチングイベント」「OBOGや企業トップの講演会」など多様なキャリア支援活動を行っています。日本人学生の国内就職に留まらず、日本人学生の海外インターンシップ支援や留学生の国内就職支援など、グローバルキャリア構築に関する取組も実施しています。