6月17日（水）、「国際頭脳循環プロジェクト～若手研究者海外武者修行報告会～」を本学研修ホールにおいて開催しました。

こ のプロジェクトは、本学が、文科省による研究大学強化促進事業の採択を受け推進中の国際連携事業のひとつで、学内の若手研究者を海外派遣し、長期在外研究 を通して自主的な研究力向上と、併せて派遣先機関を含む"知の国際ネットワーク"形成を図ろうというもので、今回は、プロジェクト初年度の2013年度か ら2014年度にかけて派遣された4名の教員の成果報告が行われました。

報告会では、横矢直和理事・副学長の開会挨拶の後、研究推進機構 三宅雅人URAによる「国際頭脳循環プロジェクトについての詳細と実施状況」の説明が行われ、続いて、物質創成科学研究科・安原主馬助教のカリフォルニア 大学サンフランシスコ校での成果報告、情報研究科学研究科・松原崇充助教のラドバウド大学（オランダ）での成果報告、バイオサイエンス研究科・加藤壮英助 教のカリフォルニア大学デービス校での成果報告、そして情報科学研究科・東野武史准教授のジョージア工科大学での成果報告が行われ、その後の情報交換会で は、来賓を含む参加者による活発な意見交換がなされました。

本学での研究大学強化促進事業展開プロジェクトは多岐に渡っており、今回のプ ロジェクト以外にも「新研究領域創出」「サスティナブル研究力向上」「戦略的国際ネットワーク形成」など、様々な改革が、小笠原直毅学長のリーダーシップ の下、全学が一体となり急ピッチで進められており、今後の更なる躍進が期待されています。

■ 関連リンク
サスティナブル研究力向上プログラム 「国際的頭脳循環プロジェクト」（本学URA：NAURAホームページから）