日本は生活に必要なものはすべて揃う先進国ではありますが、そのほとんどが国内消費者向けです。加えて、本学の所在地は比較的地方にあたるため、近隣の店舗では品数があまり豊富ではありません(そのため、留学生のほとんどがAmazon等のネットショッピングを活用しています)。来日した留学生や外国人研究者のほとんどが、自国から持参すればよかったと後悔したり、自国の食べものが懐かしくなっても入手が困難だったり、なにかしら不便さを感じているようです。また、日本の物価が高いと感じ、自国ですべて買い揃えて持参する人もいれば、あえて日本でのショッピングを楽しむ人もいます。以下は、留学生に「自国から持参すると便利なもの」についてアンケートを取り、その結果をまとめたものです。
※注意事項
検疫や税関で、自国からの持ち出しおよび日本への持ち込みが規制・禁止されていないか事前に確認する必要があります。
- 食べ物(香辛料、ハーブ類)
- 衣類(大きいサイズの服や靴、イスラム教徒の女性は長袖(真夏は手に入りにくい))
- 予備の眼鏡やコンタクトレンズ
- 薬(日本の薬は効能が弱い、使用上の注意が日本語の記載しかないため読めない人には危険)
- サプリメント
- 制汗剤、ヘアワックス
- シャンプーや石鹸
- 教科書(日本で購入すると高い)
- SIMフリーの携帯電話
- 印鑑(銀行口座開設時に必要だがサインでも可)
- 変圧器(自国の電圧と日本の電圧が異なる場合)
- 運転免許(日本国内の教習所教官は日本語しか話せないので免許取得は困難)
- お土産
- 家族や友人の写真