- 日時:2010年10月03日(日) 06:00~07:50
- 場所:本学ミレニアムホール
- 料金:無料
学術講演会
学術講演 15:00~16:00
講演者:尾池和夫 財団法人国際高等研究所 所長
講演テーマ「変動帯に生きる」
受賞記念講演 16:10~16:50
講演者:村井眞二 本学理事・副学長(第100回日本学士院賞受賞)
講演者:高橋淑子 本学バイオサイエンス研究科教授(第30回猿橋賞受賞)
【尾池所長による学術講演会の詳細】
講演者:尾池和夫 財団法人国際高等研究所所長
講師プロフィール:
東 京で生まれ高知で育った。専攻は地震学。1963年京都大学理学部地球物理学科卒業後、京都大学助手。72年理学博士。73年京都大学防災研究所助教授。 88年理学部教授。京都大学評議員、理学研究科長、副学長を歴任。2003年12月京都大学総長、退任後2008年10月国際高等研究所フェロー、 2009年4月から同所長に就任し現在に至る。著書に、中国の地震予知(NHKブックス)、新版活動期に入った地震列島(岩波科学ライブラリー)、俳景 (三)洛中洛外-地球科学と俳句の風景(宝塚出版)、変動帯の文化(京都大学学術出版会)など。
講演テーマ:「変動帯に生きる」
講演内容:
21 世紀の人類のもっとも重要な課題は、エネルギー、資源、自然環境、生物多様性、生命の科学など、幅広い分野にわたっています。これらのどれを取りあげてみ ても、地球というわたしたちの住む惑星のことを、また地球や太陽系の存在する宇宙のことを理解していなければ、議論を深めることは不可能です。このこと は、今さら言うまでもありませんが、実態は、地球や宇宙を知るための地学の普及を、意識して進めなければならない状況が世界的に続いています。
諸分野の方々にも、太陽系の中の地球という惑星と、そこに起こっているさまざまな現象、とくに日本列島が世界的にも珍しい条件を備えた場所であるということを再認識し、さまざまな視点から日本列島の変動帯としての特徴を、今一度振り返ってほしいと思っています。
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本学近隣の方で本講演会に参加を希望される方は、
以下の連絡先までお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
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【本件連絡先:企画総務課 広報渉外係 0743-72-5026】