アグリ部門「次世代型植物工場による高付加価値レタス生産」府民公開セミナー
開催日時 ： 2015年3月21日（土）13時30分～17時［13:00～受付開始］
場 所 ： メルパルク京都 4階研修室5（JR京都駅前東塩小路町）
「けいはんなオープンイノベーションセンター（KICK）」は、平成26年4月に京都府が国から譲与を受けた施設（旧「私のしごと館」）を活用し、産学公連携のもと京都府が整備を進めている共同研究等推進施設です。
京都経済の次代を担う新産業・新事業の創出による地域経済の活性化を図ることを目的に、公益財団法人京都産業21が実施する「地域産業育成産学連携推進事業」など、KICKにおける共同研究プロジェクトの展開のための取り組みが始まっております。
本プロジェクト「アグリ部門：次世代型植物工場による高付加価値レタス生産」では、（1）奈良先端大を中心に次世代型植物工場（インテリジェント医用野菜 工場）でレタスの生育能力を最大化し、（2）このレタスに世界に先駆けて京大で発見された各種疾病予防・治療機能を持つたんぱく質・ヒトチオレドキシン 1（TRX1）を大量に合成させ、（3）化粧素材や咽頭粘膜・肺胞・皮膚等での炎症予防剤、経口摂取による消化器官の保護ジュース等として商品開発すると ともに、放射線障害予防にも活用することを目指しています。
本公開セミナーでは、プロジェクトの中心メンバーが集結し、京都や日本の明るい未来の創造に向けた取り組みの詳細をご紹介します。
【プログラム】
13:30-13:40 「開会の辞」
プロジェクト代表 奈良先端科学技術大学院大学 太田淳教授
13:40-14:00 「けいはんなオープンイノベーションセンターとは」
京都府政策企画部 内藤義弘文化学術研究都市推進監
14:00-14:50 「京都発チオレドキシン1タンパク質の機能と医薬品・部外品としての開発」
RBA代表取締役 京都大学 淀井淳司名誉教授
14:50-15:40 「作物学から見た完全閉鎖系植物工場栽培キーポイント」
つくばGBソリューション代表 大阪府立大学 池田英男名誉教授
15:40-15:50 休憩
15:50-16:40 「インテリジェント次世代植物工場によるレタス葉緑体による医用タンパク質合成
植物ハイテック研取締役 奈良先端科学技術大学院大学 横田明穂名誉教授
16:40-16:50 「閉会の辞」
奈良先端科学技術大学院大学 産学連携本部長 横矢直和副学長
◇ ◇ ◇
【参加方法】※参加費無料・先着順
参加ご希望の方は メール、またはFAX：0743-73-5617 にてKICK-TRX事務局までお申し込みください。
【お問い合わせ先】
奈良先端科学技術大学院大学「未来共同研究室」 TEL：0743-72-5616
