近年、情報科学、理論・計算科学、実験科学を融合することで、機能性材料の開発の加速を狙う研究分野(マテリアルズ・インフォマティクス)が注目を集めています。しかし、これらの分野の交流は少なく、特に化学分野においては、融合・連携が進んでいないのが現状です。
そこで、本ワークショップでは、ケモインフォマティクス・バイオインフォマティクスの分野で活躍する研究者や、理論・計算・実験科学からインフォマティクス分野への参入を狙う研究者をお招きし、お互いの研究について議論することで、本融合領域の活性化を目指します。
- 日時:平成30年3月13日(火)13: 00~20:30、 14日(水)9:30 ~12: 35
- 場所:物質創成科学研究科棟1階 小講義室F105
※キャンパスマップの11番の建物の1階にあります。
- 参加費 :無料
- 懇親会費: 一般 2,000円/学生 無料
- 申し込み:参加希望者は、下記連絡先までご連絡下さい(当日参加も可)
- 連絡先 :畑中美穂(奈良先端科学技術大学院大学 研究推進機構)
E-mail: hatanaka@ms.naist.jp
プログラム
平成30年3月13日(火)
時間 | 内容 |
13:00 - 13:05 | 開会挨拶 |
13:05 - 13:45 |
作村 諭一(NAIST) 「膜電位時系列を用いた細胞内シグナル経路推定」 |
13:45 - 14:25 |
本郷 研太(JAIST・JSTさきがけ) 「第一原理計算の進展とインフォマティクスとの融合展開」 |
14:25 - 14:45 |
休憩 |
14:45 - 15:25 |
山西 芳裕(九州大学・JSTさきがけ) 「AI創薬:多様な疾患に対するデータ駆動型の新薬開発」 |
15:25 - 16:05 |
瀧川 一学(北海道大学・JSTさきがけ) 「分子のグラフ表現と機械学習」 |
16:05 - 16:25 | 休憩 |
16:25 - 17:05 |
吉田 亮(統計数理研究所) 「物質構造の表現・学習・生成・合成」 |
17:05 - 17:45 |
小林 正人(北海道大学・JSTさきがけ) 「反応経路探索とインフォマティクス:触媒・表面吸着系計算への応用」 |
17:45 - 18:25 |
畑中 美穂(NAIST・JSTさきがけ) 「反応経路自動探索:機械学習による高効率化を目指して」 |
18:30 - 20:30 |
親睦会(融合棟2号館2階 大学会館特別会議室) |
平成30年3月14日(水)
時間 | 内容 |
9:30 - 10:10 |
小野 直亮(NAIST) 「グラフ畳み込みネットワークを用いたアルカロイド化合物の代謝パスウェイの分類」 |
10:10 - 10:50 |
金子 弘昌(明治大学) 「データ駆動型モデルの適用範囲を考慮して効率的に分子設計・材料設計する方法」 |
10:50 - 11:10 |
休憩 |
11:10 - 11:50 |
観山 正道(東北大学) 「スパースモデリングをもちいたSTMトポグラフィデータの解析」 |
11:50 - 12:30 |
小原 真司(NIMS・JSTさきがけ) 「実験・理論・先端数理学の融合によるガラス科学の進化と深化」 |
12:30 - 12:35 |
閉会挨拶 |