イベント報告 2008/08/03
8月3日(日)、地元奈良県生駒市との共催による先端科学技術体験プログラム「光で色が変わる不思議なアートをつくろう!」親子講座を、大学の近隣に所在する生駒市北コミュニティセンターにおいて、開催しました。
このプログラムは、地域貢献事業の一環として、本学の若手教員等が講師となり、先端科学技術を実際に体験してもらおうと市内の小学4、5、6年生を対象に平成14年度から毎年実施しているものです。
今年度1回目の実施(5回実施予定)となる今回は、親子による19組39名の参加があり、物質創成科学研究科のM1雨貝真実さんを代表とする超分子集合体科学講座のM1計7名が講師となりました。参加者は、まず初めに講師から太陽光と蛍光、燐光についてアニメーションを交えながらわかりやすく説明を受けた後、蛍光、燐光の絵の具を使って、自由に絵を描きました。
休憩をはさんで、フォトクロニズムについて、紫外線で色が変わるサングラスなどの具体例を交えながらわかりやすく説明を受けた後、紫外線発色ビーズを使ってブレスレットを作成しました。最後に子供達は、自分で作成した絵とブレスレットにブラックライトをあて、どのように色が変わるかを興味深そうに眺め、目の前で変わる様子に目を輝かせていました。
今回のプログラムでは、子供達にとって普段経験できない体験に興味津々で、科学に対する興味をより深めることができる良い機会となりました。