未体験の知的興奮を伝える科学の祭典「NAISTサイエンスフェスティバル」を開催(2009/3/14)

イベント報告 2009/03/19

 本学は、3月14日(土)、最先端の科学と触れ合い、知的好奇心を呼び覚まそうと「NAISTサイエンスフェスティバル」を開催しました。当日は、あいにくの雨にもかかわらず、大学生、高校生や社会人ら約2500人が参加し、サイエンストークショー、未来の乗り物セグウェイの体験試乗会、臨場感あふれる次世代高精細映像(4K映像)のインターネット伝送実験など盛りだくさんなイベントにわき、科学の祭典を満喫しました。

 このフェスティバルは、1991年の開学以来、情報科学、バイオサイエンス、物質創成科学の3研究科を柱に、最先端の科学領域で研究に取り組んできた本学が、科学の祭典として成果を披露するため企画したものです。

 サイエンストークショーではタレントの眞鍋かをりさんが登場し、情報科学研究科の乾准教授がコンピューターの自然言語やインターネットの検索について、バイオサイエンス研究科の島本功教授が花咲かホルモンについて、村井理事が「サイエンスは面白い」のテーマでそれぞれプレゼンテーションしながら、科学に詳しい眞鍋さんの質問や意見に応じる形で展開しました。科学の最新のトピックスが生活や経済と密接に結びついていることに眞鍋さんは「理系の人が作る技術と未来をもっと知りたいので、今後も教えてほしい。」と笑顔を見せていました。

 また、「セグウェイ」の試乗会では、常に順番待ちの列ができるほどにぎわい、次世代高精細映像の伝送実験では、200インチの大画面に映しだされる、札幌雪まつりの模様に見ている人たちは「雪に手が届きそう」などと目を輝かせていました。さらに、各研究科では教育研究の展示やデモンストレーションなどのプログラムを披露しました。参加者からは「科学は不思議だけど面白い」「研究には、とてつもない発見があるんだね」などの声が聞かれ、大盛況のうちに幕を閉じました。

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