未来を創造する「学び」に触れるイベント「奈良先端大サイエンスフェスティバル」を開催(2010/3/13)

イベント報告 2010/03/31

本学では、3月13日(土)、未来を創造する「学び」に触れるイベント「奈良先端大サイエンスフェスティバル」を開催しました。当日は、大学生、高校生、社会人ら約800人が参加し、スペシャルトークライブ、サイエンスカフェ、臨場感あふれる次世代高精細映像(4K映像)を使った中継・デモンストレーションなど盛りだくさんなイベントにわき、科学の祭典を満喫しました。

このフェスティバルは、1991年の開学以来、情報科学、バイオサイエンス、物質創成科学の3研究科を柱に、最先端の科学領域で研究に取り組んできた本学が、科学の祭典として成果を披露するため企画したものです。

スペシャルトークライブは、「未来を夢見る」×「科学技術を究める」をテーマに行われ、第1部では、"ロボットクリエイター"として国際的に注目を集める高橋智隆氏と柴田智広本学情報科学研究科准教授、高橋淑子バイオサイエンス研究科教授、太田淳物質創成科学研究科教授がパネルディスカッションを行いました。「ロピッド」「エボルタ」など独自の2足歩行ロボットを開発し、米国の科学誌から高く評価されている高橋氏は、発想の視点や開発のプロセス、産学ベンチャーの在り方などロボット開発から見た創造することの本質について語りました。

また、第2部では、人材コンサルタントの櫻井照士氏が「価値ある未来をつくる技術を学ぶ価値」をテーマに本学学生と話し合い、本学において学ぶ意義、未来にかける思いなど熱く語りました。

一方、各研究科では、研究成果を展示し、それぞれ約500人が訪れました。仮想立体絵本、ロボット、光るプラスチックなどの実物には眼を見張り、「植物が重力を感じる仕組み」などのパネルには人だかりがありました。

さらに、実際に研究室で研究装置を動かすミニ体験入学、屋外のテントで自由に研究者と話し合うことができる「サイエンスカフェ」など、来場者はどこでも興味深く学べる科学の祭典に満足そうな表情でした。

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