研究成果 2010/05/06
本学バイオサイエンス研究科グローバルCOE発生ゲノミクス研究グループの荻野肇特任准教授ら国際共同研究チームは、アフリカ産のネッタイツメガエルを用いて、両生類で初めて全ゲノム配列の解読に成功しました。これにより、ヒレをもち水中で生活するサカナと、私達のように手足を使って陸上で生活する動物の間で、ゲノム情報のどこが違うのか、明らかになりました。進化の道筋のほか、両生類の再生能力を医療に応用する研究や、環境物質に影響を受けやすい遺伝子の解明などに役立ちそうです。この成果は、4月30日発行のScience誌(AAAS、アメリカ)に掲載されました。
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