お知らせ 2010/10/29
情報科学研究科 システム制御・管理講座 福井 善朗さん(博士後期課程1年)が、第25回マイクロマウス中部地区初級者大会マイクロマウス(ハーフサイズ)競技で準優勝を獲得しました。また、第28回マイクロマウス東日本地区大会及び第28回マイクロマウス北陸信越地区大会でもそれぞれ同競技で第2位の成績を収めたほか、第29回マイクロマウス中部地区大会でも特別賞を受賞しました。
マイクロマウス競技は、小型の移動ロボットが迷路を走り抜ける速さと知能を競う競技で、
今回のハーフサイズマイクロマウス競技は、2009年度に新設された新競技(従来の1/2サイズの規定での競技)です。マイクロマウス競技は、日本で始まったのが1980年からで、ロボット競技としては長い歴史を持っており、毎年常に最先端の技術を競う場となっています。今回の競技では、確実な壁検知手法、高精度な位置決め制御法、新しい迷路探索アルゴリズムが受賞の決め手になりました。
受賞についてのコメント
地区大会で成績が残せていることを大変うれしく思います。
マイクロマウス競技は走行の高速さを競う競技ですが、ゴールで停止できなければ意味がありません。そのため、軽視されがちな、「いかに正確・確実に停止するか」について取り組んだ結果、このような結果を残すことができました。
私は、マイクロマウス競技の普及にも取り組んでいます。たとえば、休眠していたマイクロマウス委員会関西支部復活に携わり、支部ページで技術公開を行っております。マイクロマウスに興味を持たれた方は是非参加していただければと思います。
最後に、本活動を応援してくださった中村文一助教をはじめとする研究室の皆様、家族に感謝致します。
(右の写真:中央が福井さん)