イベント報告 2010/10/25
「第5回先導的ITスペシャリスト育成推進プログラムシンポジウム」(文部科学省、拠点間教材等洗練事業運営委員会、IT Keys、ISSスクエア主催)が10月12日(火)、京都大学百周年時計台記念館国際交流ホールで開催されました。
このシンポジウムは、文部科学省が平成18年度から実施している「先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム」に基づき選定された教育プロジェクトに関して現状報告及び意見交換を行うことを目的に実施したもので、今回で5回目となります。
当日は、西谷紘一 本学情報科学研究科長による開会挨拶、澤川和宏 文部科学省高等教育局専門教育課長による挨拶に続き、平成19年度採択の情報セキュリティ分野に関する2プロジェクト(IT Keys、ISSスクエア)の活動報告、山口英 本学教授による基調講演が行われました。
続いて、粂野文洋 国立情報学研究所特任准教授による「拠点間教材等洗練事業の現状について」、田中秀樹 同研究所特任教授による「edubase Portalについて」、駒谷昇一 元筑波大学教授による「ソフトウェア拠点の事例紹介」、大島信幸 独立行政法人情報処理推進機構IT人材育成本部産学連携推進センター長による「産学連携IT人材育成プラットフォームの構築について」と題する発表が行われ、最後に坂井修一 東京大学大学院情報理工学系研究科教授をコーディネータに、IT Keys、ISSスクエアプログラムの修了生をパネリストにパネルディスカッションが行われました。
当日は110名を超える参加者があり、プロジェクトの現状及び今後の展開について活発な議論が行われ、IT分野における人材育成の重要性を再認識させるシンポジウムとなりました。