受賞 2010/10/21
久保産官学連携推進副本部長が、平成22年度産業財産権制度関係功労者表彰(特許庁長官表彰)を受賞し、平成22年10月18日に帝国ホテル(東京都千代田区)で表彰式が行われました。
「産業財産権制度関係功労者表彰」は産業財産権制度の普及・啓発活動を通じて、その発展に功労のあった個人を適切に表彰し、これを公表することにより産業財産権制度関係者の士気高揚を図り、国民の一層の理解と協力を得、もって産業財産権行政の円滑な遂行を図ることを目的としているものです。
この表彰式は、同日開催された産業財産権制度125周年記念式典に引き続き行われ、天皇皇后両陛下をお迎えした他、首相、衆参両院議長、最高裁判所長官の三権の長、その他関係者ら総勢約600人が出席し、盛大に開催されました。
【久保産官学連携副本部長のコメント】
この度は名誉ある「平成22年度産業財産権制度関係功労者賞」をいただき、身に余る光栄です。これもひとえに周りの皆さま方に支えていただいたことと心から感謝しております。
1987年に弁理士試験に合格した後、大阪府立産業技術総合研究所、(財)大阪府研究開発型企業振興財団、大阪府立特許情報センター及び奈良先端科学技術大学院大学と、一貫して公的機関の知的財産保護・活用、中小・ベンチャー企業の知的財産活用支援を行ってまいりました。当時は、弁理士と言えば特許事務所・企業特許部に勤務するか開業するのが通常でしたので、このような業務に従事する方は全国にほとんどおらず、23年間こつこつと地道に行ってきたことが評価されたのかと感じております。特に、奈良先端科学技術大学院大学に勤務してからは自由闊達な職場環境に恵まれ、ひとえに経営陣、教職員、産官学連携推進本部の皆様等大学の方々のおかげと心より感謝しております。
今後は、受賞を励みとして、さらに知的財産制度の啓発に邁進する所存ですので、何卒、さらなるご支援、ご指導を賜わりますよう、よろしくお願いいたします。
【功績概要】(特許庁ホームページより)
○奈良先端科学技術大学院大学の知的財産本部の立ち上げに貢献し、その後も同大学の産学官連携事業を全国トップレベルに牽引する等、長年にわたり関西地域の公的機関・大学における知的財産管理に尽力。
○多くの公的機関の委員を務めると共に、数百回に及ぶ講演や大学での講義、各種論文執筆等を通して、知的財産権を介した産学官連携事業の手法の普及と産業財産権人材育成に貢献。
■平成22年度知財功労賞の受賞について(特許庁ホームページ