先端科学技術体験プログラム「親子でレゴロボットを作ってリレーにチャレンジ!」親子講座を開催(2010/12/11)

イベント報告 2010/12/15

12月11日(土)、地元奈良県生駒市との共催による先端科学技術体験プログラム「親子でレゴロボットを作ってリレーにチャレンジ!」を、大学の近隣に所在する生駒市北コミュニティセンターにおいて、開催しました。

  このプログラムは、地域貢献事業の一環として、先端科学技術を実際に体験してもらおうと市内の小学4、5、6年生を対象に平成14年度から毎年実施してい るものです。 今回は特に、情報科学研究科が「大学院教育改革支援プログラム」のもとで取り組んでいる「アカデミックボランティア教育」のひとつとして実施し、平田健太 郎准教授の監修のもと、アカデミックボランティア実習に参加した12名の学生も運営に協力しました。

 当日は、生駒市内の4年生以上の小 学生19名の参加があり、レゴ社のロボット学習キット「マインドストームNTX」を使って、移動ロボットを作り、自ら作成したプログラムによりロボットを 思い通りに動かすことに挑戦しました。参加者は、まず初めに、講師の情報科学研究科博士前期課程2年の富田麻友美さんから、今回挑戦するロボットが動く仕 組みについて、人間で例えるとどのような働きになるのかをわかりやすく説明を受けた後、設計図を見ながら移動ロボット「トライボット」を製作しました。ロ ボットが完成した子供達は、次にパソコンでロボットを制御するプログラムを作り、思ったとおりに方向を変えられるか、センサーをつけて床のラインに沿って 走れるかの課題に挑戦しました。最後に、3人1組のチームに分かれて、3台の移動ロボットがそれぞれの課題に合わせたセンサーを使って、いかに早くゴール するかを競うリレーを行いました。最初は、ロボットごとの課題はクリアできたものの、次のロボットへのバトンタッチが上手くいかず苦労していましたが、何 度もあきらめずに挑戦し、最後には6チーム全てがゴールすることができました。みごとに優勝したのは、「11秒62」の好タイムでゴールしたチーム「電光 石火」でした。

 今回のプログラムでは、子供達にとって最先端技術に直接ふれることができ、物事の動く仕組みに対する興味を持つきっかけとなり、科学のおもしろさを実感できる良い機会となりました。

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