イベント報告 2011/10/11
10月3日(月)、本学キャンパス内において、創立20周年記念植樹祭を開催しました。
この植樹祭は、創立20周年記念事業の一環として開催したもので、附属図書館及び事務局棟南側の記念植樹エリアにおいて、学問の木と呼ばれる「楷(カイ)の木」5本を植樹しました。
当 日は秋晴れの晴天のもと、教職員・学生が集まる中で、まず始めに、磯貝学長から、楷の木の説明や樹木の成長とともに大学の発展を願う旨の挨拶があった後、 磯貝学長、村井理事・副学長、新名理事・副学長、澤田理事・事務局長、畚野理事、松本副学長、片岡副学長、湊情報科学研究科長、横田バイオサイエンス研究 科長及び大門物質創成科学研究科長の10名による鍬入れを行いました。
最後に、記念プレートの披露を行った後、記念撮影を行い、植樹祭を終了しました。
<楷(カイ)の木 (学問の木)の説明>
楷 の木は、中国・台湾・フィリピン等に自生するウルシ科ランシンボク属の落葉高木で、学名はピスタチア・キネンシス・ブンケ、黄蓮木とも呼ばれます。秋には きれいに紅葉し、冬には葉が落ちます。中国山東省曲阜に葬られた孔子の墓の周りに弟子たちが楷の木を多く植え、喪に服したと言われています。それがやがて 孔林という広大な遺跡となり、科挙の合格祈願木として歴代の文人たちも学問の木として自宅に植えるようになったということです。また、紅葉した落ち葉を大 事そうに持ち帰る受験生も増えています。