イベント報告 2011/11/25
11月19日(土)に、公開講座2011「よくわかる最先端バイオ研究」を開催しました。
この公開講座は、本学の教育研究を広く地域社会 に公開し、社会人の教養を高め、文化の向上に資することを目的として、一般市民を対象に、毎年開講しています。18回目となる今年度の公開講座は、環境・ エネルギー問題、再生医療、長寿・健康の維持など私たちが直面している問題の解決の突破口として多くの関心と期待が集まっているバイオサイエンスの研究に ついて、微生物・植物・動物を用いた生態の仕組みの解明とその応用展開に向けて本学で行われている最先端のバイオ研究の一端をわかりやすく紹介します。
今 年度3回目の実施(4回実施)となる今回は、255名の参加があり、橋本隆教授から、「タバコ植物はどのようにしてニコチンをつくるのか」と題して、塩崎 一裕教授から「酵母菌から学ぶヒト植物のしくみ~糖尿病・ガン治療の手がかりを探る~」と題して、それぞれ講演がありました。
参加した受講者は、講義中に終始メモを取るなど熱心に聴き入り、また、講義終了後も講師に質問をするなど、大盛況のうちに終了しました。
最終回となる第4回は、11月26日(土)13時15分から、「遺伝子から攻める病気の機構」(講師:川市正史教授)、「ヒト疾患治療のための研究最前線~再生医療からガン・心血管病・生活習慣病治療まで~」(講師:佐藤匠徳教授)のテーマで開催予定です。
■公開講座2011パンフレット(PDFファイル3.87MB)