第5回奈良先端大男女共同参画推進シンポジウム「時代を翔ける女性研究者たち~その軌跡とキャリア展望~」を開催(2012/12/07)

イベント報告 2013/01/15

平成24年12月7日(金)、本学ミレニアムホールにおいて、第5回奈良先端大男女共同参画推進シンポジウム「時代を翔ける女性研究者たち~その軌跡とキャリア展望~」を開催しました。

磯 貝彰学長の開催挨拶に続いて、Samiha Mourad氏(William and Janice Terry Professor of Electrical Engineering, Santa Clara University, USA)、大隅典子氏(東北大学大学院医学系研究科発生発達神経科学分野教授)、和田浩美氏(パナソニック株式会社R&D本部全社CTO室システ ムエンジニアリング室室長)による講演が行われ、昨今の女性科学者をとりまく状況について様々な角度からみた話や、社会的環境の変化により、企業における 女性への価値観が徐々に変化してきたこと等についての話がありました。

引き続き行われたパネルディスカッションでは、本学情報科学研究科 の井上美智子教授がコーディネーターとなり、同研究科の湊小太郎研究科長、柴田智広准教授が加わって、寄せられた質問や、それぞれの立場から周囲の社会的 環境をどのように利用したのか、また日米における心の壁、文化の壁、行政の壁は何か、といったテーマについて活発に議論が行われました。

参加者からは、「違う環境のロールモデルの話が聞けてよかった」、「若い人たちに早く子供を産んで育てても大丈夫、ともっと伝えていってほしい」等の感想が寄せられ、有意義なシンポジウムとなりました。

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