お知らせ 2013/11/28
11月14日(木)、カルフォルニア大学デービス校(アメリカ)(以下デービス校)のキャロル エリクソン教授へ本学名誉博士称号を授与し、授与式と記念 講演会を開催しました。本学名誉博士称号は、本学の国際化の推進に多大な貢献があった科学者に授与するもので、今回が5人目の授与となります。
世 界的にも高名な、米国を代表する発生生物学者の一人であるエリクソン教授は、2003年に本学とデービス校との間で学術交流協定が交わされて以降、両大学 の教育研究交流において、特に実務面で尽力してこられました。また、2006年に協定が更新された際には、その中心となって両大学の連携教育・共同教育の ために活発に活動されました。
2007年には本学バイオサイエンス研究科での国際バイオセミナールの講師として来日され、以来、本学において国際ファカルティデベロプメント研修会の特別講師や国際学生ワークショップ、グローバルCOE国際シンポジウムの世話人などを務めてこられました。
ま たエリクソン教授は、本学バイオサイエンス研究科の学生を研修生・短期留学生としてデービス校生物科学部に派遣する際、同校の受入れ責任者としてそのシス テムづくりにおいても尽力されました。その活動は、現在、同校と本学物質創成科学研究科との交流にも広がるなどさまざまな形での活動が両大学に多大な影響 を与えたとして、今回は、その貢献を称え、授与することとなりました。
授与式に続いて行われた記念講演会では、本学学生や教員がエリクソン教授の迫力ある講演に熱心に聴き入り、大盛況のうちに終了しました。