イベント報告 2014/01/29
本学とヤンマー株式会社(以下ヤンマー)は、課題創出連携研究事業の一環として、1月16日(木)、キックオフ会議を本学にて開催しました(出席者数:52名)。
課題創出連携研究事業は、本学と民間企業等外部の機関が連携し、大きく将来を見据えた社会的な課題の発掘から個々の課題解決に向けた挑戦的な研究活動まで、連続的で異分野融合型の取り組みを展開するため、平成24年に制度化した新たな産学連携の試みです。
ヤ ンマーとの同事業では、共同研究室(YANMAR Innovation Lab. 2112)において、研究テーマの設定に向け研究者へのヒアリング等を実施し、幅広い視点・発想からイノベーション創出につなげるため、双方の研究者が一 同に会してディスカッションを行う定例会合を開催することとなっています。
その第一回(キックオフ)となる当日は、ヤンマーの苅田広専 務、本学の小笠原直毅学長の冒頭挨拶の後、株式会社産業タイムズ社代表取締役の泉谷渉氏による「シェールガス革命がもたらす劇的な産業構造変化~米国の製 造業の大復活と日本企業への追い風」と題した講演が行われました。
その後、本事業における調査研究の中間報告が行われ、共同研究員の田中 江梨子氏から、これまでのリサーチ活動に基づく研究テーマ案が発表されました。また、続くフリーディスカッションでは、そのテーマ案に対して多様な意見が 出され、今後も、社会ニーズの把握に努めながらリサーチ活動を続けていくことになりました。
第2回定例会議は、3月13日(木)に開催予定です。
■関連リンク
▶ヤンマー株式会社との課題創出連携研究事業を開始(2013/12/26)
▶[プレスリリース]国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学とヤンマー株式会社による課題創出連携研究事業について