トップ座談会~企業マネジメント経験者との意見交換会~を開催(2014/02/07)

イベント報告 2014/02/18

2月7日(金)、「トップ座談会~企業マネジメント経験者との意見交換会~」を開催しました。

本 学ではキャリア支援室設置以降、キャリア教育・支援に関するイベントを積極的に開催しており、その一環として、今回初めて、企業への就職を希望する学生や 教員を対象とした座談会を開催しました。これは、企業で取締役などのトップマネジメント経験者を講師として招聘し、企業が求める人材像や企業におけるリー ダーシップのあり方、研究開発の現状などについて、学生、教員が率直に意見交換や質疑応答を行い、企業における博士人材のキャリアパスについての認識を深 めることを目的とするものです。

第1回は、本学の太田賢司理事(元シャープ株式会社代表取締役兼副社長執行役員技術担当兼東京支社長)を講師として意見交換を行いました。

当 日は、博士後期課程の学生を中心に特任助教を含む男女5名ずつが参加し、冒頭それぞれの研究を自己紹介形式で説明する中で、参加に至った背景やキャリアに おける悩みの共有化などが行われました。その後、講師からは、会社の弱点を見つけ、それを克服する術を示して信頼を勝ち取っていった在職中のエピソード や、採用面接の場では博士後期課程で習得した専門性が志望企業の業務でどのように活かせるのかを積極的に提案してほしい、といった面接時における具体的な 対応など、トップマネジメント経験者としてのアドバイスが示されました。これに対し参加者からも、「博士課程修了直後とポスドクを経験した者とで、求めら れるリーダーシップに差はあるか」等、具体的なキャリアパスを想定した質問が出るなど、活発な意見交換が行われました。

終了後、参加者からは、「研究者としてどうあるべきか、どのような視点に立ち研究を行っていくかを再考したい」等の感想が寄せられ、自身のキャリアパスを見つめ直す絶好の機会となったことが伺えました。

このトップ座談会は今後も継続して開催を予定しており、次回は、3月7日(金)、西口泰夫氏(元京セラ株式会社代表取締役会長兼CEO)を招聘して実施します。

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