イベント報告 2014/03/14
3月7日(金)、本学キャリア支援室は、第2回トップ座談会 ~企業マネジメント経験者との意見交換会~ を開催しました。
この座談会 は、企業の取締役などトップマネジメント経験者を講師として招聘し、企業が求める人材像や企業におけるリーダーシップのあり方、研究開発の現状などについ て、学生、教員が率直に意見交換や質疑応答を行い、企業における博士人材のキャリアパスについての認識を深めることを目的とするもので、今回は、京セラ (株)で代表取締役会長兼CEOを務めた西口泰夫氏(同志社大学ビジネス研究科客員教授)を講師に迎え、意見交換を行いました。
今回の座 談会には、本学の博士後期課程の学生4名、特任助教2名、研究員1名の計7名が参加しました。各参加者が自身の研究内容を説明した後、本学の太田賢司理事 がインタビュアーとなり、大学院修了時から京セラ(株)で代表取締役会長兼CEOに就任するまでのキャリアなどについて西口氏に話を聞きました(=写真上 左が西口氏)。西口氏は、在職時の経験から、経営戦略と技術戦略を一体化した企業経営の重要性や、技術者が社会の課題に対してどのように貢献できるかと いう視点を持って研究を行うことの大切さなど、参加者に熱心に語りかけていました(=写真下)。
続いて行われた質疑応答では、参加者から、就職活動における企業選定の基準やチームマネジメントの方法など、多岐にわたる質問が投げかけられ、それらひとつひとつに対して、西口氏から、経験を踏まえた具体的なアドバイスが示されました。
終了後、「今後、アカデミアで研究生活を続けていく上でも、非常に役立つ指針が得られた」等の感想が寄せられ、ノンアカデミア志望者のみならずアカデミア志望者にとっても有意義な意見交換となりました。
キャリア支援室では、このトップ座談会を次年度も継続して開催する予定です。