文科省大臣官房審議官が本学を視察(2014/05/23)

お知らせ 2014/05/30

5月23日(金)、山脇良雄文科省大臣官房審議官(研究振興局担当)(=写真上右)が本学を訪問し、各研究科が取り組んでいる最先端の科学技術研究を視察しました。

バ イオサイエンス研究科では、国内最大規模の研究者数を有する本学の植物科学研究に関して、箱嶋敏雄同研究科長と橋本隆教授から、「植物グローバルトップ教 育推進プログラム」など過去10年に渡って措置された特別経費から得られた教育研究実績や、今後計画している植物タンパク質相互作用を解析する植物インタ ラクトーム研究開発事業を例に挙げ、説明が行われました。また、植物温室では、同研究科の高山誠司教授から、植物が自家受粉しないメカニズムを解明した 「植物の自家不和合性」について、実際の草花を用いながら解説が行われました。

続いて、物質創成科学研究科では、河合壯教授から、「グ リーンフォトニクス研究教育推進拠点整備事業(特別経費)」において実現した、ホースなどの曲面に実装でき、排熱の温度差により発電するフレキシブル熱電 変換材料の開発について説明があり、情報科学研究科では、小笠原司研究科長から、生活支援ロボットのための要素技術の研究について、研究室で保有するロ ボットを用いて説明が行われました。

各研究科の説明について山脇審議官からも質問がなされ、今回の視察を通じて本学の研究現場に対し一層、理解を深めた様子でした。

NEWS & TOPICS一覧に戻る